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Channel: Mr.Gの気まぐれ投資コラム
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RL360(ロイヤルロンドン)の積立をするべきでない人とは?

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マン島、ケイマン諸島などタックスヘイブンに登記された生命保険会社が提供する「オフショア積立プラン」なるものの話しを、どこかの金融セミナーや、投資セミナーや、投資勉強会で、誰かFPや投資コンサルタントや、投資アドバイザーや、投資助言会社のアドバイザーから聞いて興味を持つ人が、検索で私のブログにたどり着くケースがあるように思いますが、今回は敢えて、どのような人がそのような長期に渡る積立の契約を”すべきでない”かという観点で書いてみたいと思います。
 
具体的な商品としては、マン島の(ロイヤルロンドン)が提供するクアンタム(QUANTUM)やケイマン諸島のITA(インベスターズトラスト)が提供するエボリューション(EVOLUTION)もしくはS&P500インデックスというようなものが主要なアイテムだと思われますが、それ以外にも香港籍のサンライフ(SUN LIFE)が提供するサン・アーキテクト(SUN ARCHITECT)やFTLife(旧アジアス)のオスカー(OSCAR)、また香港アテナベストのメティスグローバル(METIS GLOBAL)、シンガポールAMICIのみ取り扱いのあるコーンヒル(CORNHILL)、ケイマン諸島のプレミアアシュアランスグループ(Premier Assuarance Group)が提供するBVI籍のプレミアトラスト(Premier Trust)などの場合もあるでしょう。
 
いずれの商品も、ひっくるめて同じようなタックスヘイブンのプロバイダーが提供する「オフショア積立プラン」、「オフショア積立年金プラン」、「オフショアファンドラップ口座」などと呼ばれる、オフショア籍のファンドを長期積立で購入していく投資商品です。
 
このような商品の話しを聞いて面白そうだと興味を持ち、やってみたいと思うひとの心理はどのようなものなのでしょうか?
 
普段投資というものに関わりがないようなひとが、たとえ肩書きや有識者と思われるひとであろうとも、初めてあったようなひとからこのような聞いたことのない海外の会社や商品の話しを聞いて、なぜやってみようかと思えるのでしょうか?
 
全く理解できない謎めいた部分です。
 
たとえ多くのIFAで受け入れの最低ラインとされる月US500ドルの25年契約だとしても、合計契約金額はUS15万ドル=1700万円(1ドル=114円)というまあまあ高額な買い物です。
 
しかも、投資というものの自分にとっての必要性を今までは感じていなかったひとの「投資など自分には必要ではない」という思考が、突如として「自分は投資をすべきだ」に反転しているわけですから尋常ではありません。
 
そう考えると、話しを聞いた後で冷静になり、ネットで色々と調べ始めたり、色々な人に聞いてみるといった行動パターンは理解できますが、それでネガティブな記事を見て不安になって止めるというような心の弱い方は最初から投資そのものに適正がないように思われます。
 
既に始められた方が、あとから不安になってネットで調べるというケースも少なからずあることから推測すると、多くの方があまり商品の内容やメリット・デメリットを理解せずに契約までしているようにも思えます。
 
私は、基本的により多くの日本人の方が、このようなタックスヘイブンの投資商品を積極的に学び、活用していくことを望んではいますが、それでもできないと思うひとはやらない方が良いと思います。
 
「できないと思うひと」というのは、「契約し、それを石にかじりついてでもやり通す自信がないひと」です。
 
残念ながら、継続出来ないひとは長期積立をやっても意味がないばかりか、必ず損をします。
 
出来るか出来ないか?は、そのひとの意志に関わってくる問題であり、できないと思うひとは100%できないでしょう。
 
むしろ、「やるんだやらなければならない!」という強い決意がなければやらない方がいいと言っても良いかもしれません。
 
そもそも、日本国内で生計を立てておられる殆どの方々は投資をしていません。
皆さんが、一般的に最も多くの支払いを生涯において積立のような形でさせられるのは、国によって強制的に徴収される税金と社会保険料であり、これを回避できるひとは収入のない人だけです。
 
根本的な問題は、その強制支払いをさせられる年金、医療保険、介護保険という社会保障の三本柱が全て破綻しつつあるという現実であり、それらは今後も強制的に徴収され続けるにも関わらず、そのベネフィットの享受を将来期待できないということです。
 
日本に暮らす方々にとって、それは平等に起こるうる不幸な出来事であり、払ったもののベネフィットを享受できないかもしれないという理不尽なシステムのなかで生き残るためには、自分でお金を貯めていくしか方法がありません。
 
払うべきものを払った上で、さらに貯金をしていかなければならないのです。
しかも、日本国内の金融機関に眠らせておいても全く増えないばかりが、日本円という先細りな通貨に依存することにも不安は残ります。
 
そこが、海外の聞いたこともないような会社が提供する投資商品を活用までしなければならない最も大きな理由であり、そのような状況を果敢に打破しようと試みる方々にとって、オフショア積立プランは、日本国内で提供されている変額年金や定額積立の株や投資信託やETFの口座と比べてもはるかに魅力のあるものに違いありません。
 
このように聞くと、誰もがオフショアの積立プランをやった方がよいように聞こえますが、現実は毎月US500ドルの積立資金を25年間捻出できるひとはそう多くはありません。
 
年収の15%~20%が通常考え得るそのひとの投資に回せる余剰資金といわれています。
15%だとすると、年収が400万円あればできる勘定ですが、まずこれは少なくとも税金と社会保険料を差し引いて最低でも400万円なければ無理でしょう。
 
現実問題として、日本で生活をしていくコストは想像以上に高く、もし普通に結婚をし、子供を2人もち、ローンで自宅を購入し、それなりの教育を子供たちに提供するとなると、年収800万円くらいあったとしてもたった500ドルの積立資金がを25年間捻出し続ける事は困難かもしれません。
 
つまり、究極的には長期積立を継続するための選択肢は以下の2つに集約されます。
 
1)とにかく必死で働いて必要なお金を稼ぎ続ける
2)一般的に支出が必要と思われることを犠牲にする
 
どちらも将来の為に必要な事ですが、多くの方はこれが出来ません。
出来ないひとは積立は続かないし、やるべきではありません。
 
やらなかったからといって、殆どの投資をすらしない世の中の99%の人たちとオフショア積立をしなかったひとの未来はそんなに変わりません。
 
つまり、世の中の殆どの人が、オフショアの積立投資をやらなかった人と同様に、将来にリスクを抱え持っており、その解決策を持っていないので同じ運命だということです。
 
世の中の大半の人たちと同じように考え、同じように行動しようとするのは集団行動の理論からみてもごく普通のことです。
 
反対に、集団行動から外れたとしても、集団が全て滅ぶ状況で生き残れる保証があるわけではありません。
 
まとめますと、
 
RL360(ロイヤルロンドン)やITA(インベスターズトラスト)に代表される、オフショアの積立年金プランをやらない方がいい人というのは以下のような方だと思います。
 
*月500ドル程度の積立が少なくとも10年継続出来る資金も収入もないひと
*長期に渡り積立を継続する自信のないひと
*政府に自分が搾取されているという実感もなく、生き残ろうという意志のないひと
*日本の金融機関や日本円を心底信頼していて将来になんの不安もないひと
*騙されやすく、常に騙されるという被害妄想が強いひと
*運用がマイナスになることに耐えられないひと
*海外の会社や外国人を信用できないひと
*英語アレルギーのひと
*自力で情報収集とその識別ができないひと
*信頼できるひとや情報を見極める能力も自信のないひと
 
ITA(インベスターズトラスト)の「S&P500インデックス15年」という積立商品は、毎月USD200ドルという少額からでき、15年間一度も停止や減額、引き出しをせずに継続した場合は15年後に元本の140%が最低でも保証されるという魅力的な商品ですが、200ドルだから出来るだろうと甘く考える人ほど、200ドルの積立ですら続かないということがあります。
 
ちなみにITA(インベスターズトラスト)のエボリューション(EVOLUTION)はカタログ上US150ドルから出来ますし、RL360(ロイヤルロンドン)のクアンタム(QUANTUM)はUS320ドルからできますが、多くのIFAが500ドルからしか受けない理由は、手数料の負担額から考えて少なくとも500ドルくらいはやらないと運用としてやる意味すらないからです。
 
手数料効率から考えると、本来はUS1,000ドル以上の積立が10年以上可能な人向けの商品といっても良いのかも知れません。
 
仮に10万円だとしても、25年積み立ててようやく元本は3,000万円です。
 
商品にかかる手数料などを無視した複利の計算をするならば、1億円を25年後に作るためには、最低でも毎月10万円の積立を25年間継続し、年平均10%で回らなければなりません。
 
年平均10%が成り立たないのであれば、もっと沢山の積立をしなければなりません。
 
年平均5%の利回りを地味にめざすのであれば、毎月20万円を25年間積み立てなければなりません。
 
さらに、25年間という長期が年齢的に無理であれば、たとえば15年で1億円を作るためには、年平均10%だとしても毎月25万円以上の積立ができなければ成り立たちません。
 
この計算は、単なる計算であり、それ故絶対です。
 
但し、現実は、価格の変動するファンドで運用をする限り、毎月毎年の運用結果が常にプラスであることはあり得ず、平均利回りは、25年なら25年間続けてみなければ結果がわかりません。
 
それゆえ、平均利回りを導入したシミュレーションには限界があるといわざるを得ません。
 
ポートフォリオマネージャーが、もし毎月単位でプラスだけを目指し続けるとすれば、毎年10%以上の成果を25年続けるということはほぼ不可能に近いでしょう。
 
USドル建てのインデックス投資であれば、年4%程度の平均利回りは比較的容易に実現できるかもしれませんが、20年を越えて平均で5%以上を目指すのは難しいかもしれません。
 
このように、常に期待するリターンが大きいほどにリスク要因も大きくなるわけですが、25年などという長期に渡る積立投資をもし確実に25年間続けて行くとして、しかも5%以上の結果的平均利回りを期待したとしても、相当額の毎月の積立額を黙って払い続けなければならず、1万円や2万円の積立を30年しようが焼け石に水というのが悲しい現実です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

中国と戦争になったら香港で契約した生命保険はどうなる?

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「中国と戦争になったら香港で契約した生命保険はどうなる?」・・・という面白い検索用語が出てきたので、この件に関して検証してみたいと思う。
 
かわぐちかいじ氏の「空母いぶき」を読んでいるが、その架空のストーリーの中で描かれている日本と中国の軍事的衝突が極めて現実味を帯びてきている。
 
しかし、そのような事態が現実には起こらないことを心から祈りたい。
 
さて、「香港で契約した生命保険」が、中国と日本がもし戦争になったらどうなるか?という懸念は大変興味深いが、具体的には何が懸念事項になるのかをまず推測してみたい。
 
もし、中国と日本が戦争になったら・・・香港で契約した生命保険を持っている人のリスクは?
 
*香港で契約した生命保険=香港の生命保険が無効になる?
*証券が無効化される?
*解約不能になる?
*死んでも保障が下りなくなる?
 
・・・こんなところだろうか?
 
いずれの懸念も、ある戦争状態にある一国が、戦争状態にある他国の国籍を持つ外国人の金融資産を政治的理由で摂取することと同義と考えられる。
 
しかし、そもそも香港はまだ、中国ではない。
今のところ、香港にある全ての金融資産は中国の管理下にはなく、香港特別行政区というタックスヘイブンの管理下にある。
 
まず香港は1997年に英国から中華人民共和国に返還されたものの、返還後50年間は一国二制度の特別行政区として中国とは政治的に独立した状態であるということにはなっている。
 
なので、香港が完全に中国と一体になる予定である29年後の2046年までは、仮に中国と日本の国交が危うくなっても香港の金融業法によって守られた保険証券が、上記のような理不尽な権利剥奪に会うことは常識的には無いと考えられる。
 
完全返還後に戦争が起こった場合、状況はまた少し変わってくるかもしれないが、今のところ中国と日本との軍事衝突があった場合でも、その影響が香港の金融システムに影響を及ぼす可能性は極めて低いと考えて良いだろう。
 
有事が発生した際には、その相手国がどこであろうと、日本の金融機関がどう動くかの方がむしろ心配な気がする。
たとえば、預金封鎖のような、国が国民の資産を保全する名目で銀行口座を凍結するようなことを起こしやすいのは、有事の際だと考えられる。
有事を理由に国内の会計をリセットしようと政府が考えたとしても驚きはない。
 
中国に返還された後の香港では、英国植民地時代からの法律や社会・経済制度、通貨、税制、自由港としての地位などが基本的に踏襲されている。
これは中国と英国との間で1984年に締結された香港返還にかかわる「中英共同声明」によって規定されたものだ。

声明の内容に沿って、1990年に、返還後の香港の「ミニ憲法」にあたる「香港基本法」(正式名称は「中華人民共和国香港特別行政区基本法」、以下「基本法」)が全国人民代表大会(全人代)で採択された。

その「基本法」の第1章第5条には、「香港特別行政区は社会主義の制度と政策を実施せず、従来の資本主義制度と生活様式を保持し、50年間変えない」と書かれている。
 
この一文によって、香港は返還後も2046年(正確には2047年6月30日)までの29年間は、基本的には英国植民地時代と変わらないビジネスや暮らしを続けることが保証されたのである。

しかし、見方を変えれば、いまから35年後には「社会主義の制度と政策」が香港にも適用されることになる。ひとつの国に社会主義と資本主義という2つの制度が併存するという、いわゆる「一国二制度」(中国語で「一国両制」)の枠組みが取り払われ、香港は社会主義中国と完全に一体化することになるのである。

1842年の南京条約で香港島が英国に割譲されて以来、150年以上にわたって資本主義を謳歌してきた香港を迎え入れるため、中国は「一国二制度」という奇抜な解決策を生み出した。
 
故・鄧小平氏は、その期限を50年間と区切ったことについて、「ひとつの世代の人間が物事にかかわることができるのは50年が限度。その後のことは次の世代の人間がやればよい」と語ったといわれている。
 
29年後の中国がどのような国になっていて、日本と中国の関係がどうなっているかは私にとっても次世代の関わる事でしかなく、ただ中国という国が世界の中で想像を絶する大きな力を持つことになるだろうという気はしている。
元気で生きていれば、その時の世界というものを是非体験したいものだ。
 
現在香港で日本居住者が加入可能な生命保険はSUN LIFEしかないが、それ以外のAXAやManulife、MassMutual、Prudentialなどかつては購入することが可能だった香港籍の生命保険は、どれも持っている人にとってはお宝の保険といえる。
SUN LIFEにしても、香港渡航を前提に香港居住という体裁を繕って加入できるという極めて不安定な受け入れ条件下でかろうじて残っている保険であり、いつ突然日本居住者の加入打ち切りになってもおかしくはない。
加入打ち切り前に加入してしまったものは、何があろうと香港の業法下でその権利は守られる・・・要は早い者勝ちなのだ。
 
いつも言っていることだが、逃げるときは早いほうがいい。
 
かわぐち先生の作品にあるような有事が起こらないとは限らないきな臭い世の中ではあるが、それゆえ海外の生命保険を既にもっている人の優位性がより高まるような気がしている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

8059.HK (Glory Flame)価格上昇の動き有り今週は株価要ウオッチ!

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緊急速報!RL360(ロイヤルロンドン)は4月から日本居住者はCRしか購入できなくなる!

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4月1日以降RL360(ロイヤルロンドン)が提供する積立型投資商品QUANTUM(クアンタム)及び、一括型投資商品のORACLE(オラクル)、PIMSに関して、日本居住者はCR(Capital Redemption)バージョンと呼ばれる保険の付いていないものしか購入できなくなります。

 

あまりご存じない方も多いかもしれませんが、RL360にもインベスターズトラストにも、1%の死亡保障の付いたWL(ホールライフ)商品と、保険の付いていないCR(Capital Redemption)商品がすでに存在します。

 

もともとマン島籍の主だったセービングプラン(積立プラン)やランプサム(一括)の原型は、投資金が100%ファンドの買い付けに回るにも関わらず、証券保有者の死亡時には、解約となり、指定した受取人(Beneficary)にその時点での時価の101%が支払われるという生命保険証券の体を成したものです。

 

これは、証券保有者死亡時に煩わしい相続の手続きを回避できるよう、受取人を設定できる為の知恵だったと考えられます。

 

この投資商品を保険証券としてラップする形態は非常に完成度が高く、それゆえ長年に渡ってオフショアのセービングプランと言われる商品の基本スペックとなっています。

 

なぜ、CR(Capital Redemption)と呼ばれるような保険の付いていないバージョンが存在するのかというと、2011年頃のFPI(フレンズプロビデント・インターナショナル)が日本市場向けに保険業法回避の目的でこのような「保険なしスペック」を上市したことに端を発するように思われます。

 

ご存じの方も居られるかもしれませんが、日本には保険業法第186条という理不尽な法律があり、海外の生命保険に日本居住者が加入することを規制しています。

『保険業法186条という不条理な法律』

http://ameblo.jp/saruahi/entry-10600112129.html

 

市場では(主に業界内での話しですが)、このような1%の死亡保障が付いたオフショアセービングプランが、投資商品(外国籍投資信託)なのか生命保険なのか?という議論があり、、「生命保険に該当するので加入者も違法である」という主張が存在しますが、金融庁当局による明確な指針も回答も出て居らず、グレーゾーン商品という実態になっています。

 

『フレンズプロビデントは違法?』

http://ameblo.jp/saruahi/entry-11606242067.html

フレンズプロビデントは、このような議論に巻き込まれるのを回避する為、日本居住者の為にのみ、保険の付いていないCR(Capital Redemption)なるバージョンを上市した経緯があります。

 

その後、同じマン島のハンサードもCRバージョンを上市しましたが、いずれもその後2年を待たずして日本人市場から撤退することとなりました。

 

今回は、やや突然な感じもしますが、RL360(ロイヤルロンドン)が4月1日以降は日本居住者に関しては新規の申し込みはCRに限り、保険付きのWL(Whole Life)では受けないという通達が出たようです。

 

このような判断に至った理由については明確にされていませんが、日本の金融庁からの圧力ということではなさそうです。

 

おそらく折角日本人のために作ったCRバージョンなのに誰も買ってくれないので、CRしか買えなくしたのではないかと推測します。

 

今のところ、ケイマン諸島籍のインベスターズトラストに関しては、引き続き保険の付いたWL(ホールライフ)を選択できるようです。

 

また、現在のところRL360が日本人市場から撤退することはそれほどすぐにはなさそうです。

 

1%の死亡保障が付いたWL(Whole Life)と呼ばれるスタンダードなスペックのマン島籍セービングプランを日本居住者が購入できるチャンスは残念ながらあとたった2週間ほどしかないということになりました。

 

いつも終わりは唐突にやってくるものです。

すでにRL360の保険付きWLバージョンをお持ちの方は、大事にして下さい。

既存証券の増額は今のところ問題なく可能なようです。

 

また、現在加入を検討している人がいたならば、どうせならWLが手に入る3月中に契約を進めた方が良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然ですが来週東京に行きます!Mr.Gの緊急相談会IN東京3月6日(月)~7日(火)

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WL(Whole Life)とCR(Capital Redemption)の違いは?

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RL360(ロイヤルロンドン)のQUANTUM/Oracle/PIMSに関して、「4月以降日本居住者が購入可能なのは、保険の付いていないCR(Capital Redemption)のみになる」と言うお話しをしましたが、そもそも保険の付いているWL(Whole Life)と保険の付いてないCR(Capital Redemption)はどのように違うものなのでしょうか?

 

WLは死亡保障が1%付いており、生命保険証券であるのに対して、CRは期限付き償還型債権という形態をとっています。

 

いちばん大きな違いは、保険であるWLが証券オーナー死亡時に解約になるのに対して、保険ではないCRは証券保有者の死亡が、解約のトリガーにはならず、相続財産としてそのまま運用が満期まで続くという点でしょう。

 

ここで、RL360のCRバージョンに関しては、フレンズプロビデントのCRと異なるポイントがあります。

 

フレンズプロビデントのCRバージョンは、積立契約期間が25年であれば、25年後がCRの満期日となり、解約しなければならなかったのですが、どうやらRL360のCRは、一括も積立も99年後が満期と設定されており、99年後に100ポンドの最低バリューが保証されているということです。

 

つまり、CRで25年契約をしていても25年後に強制解約とはならない!?ということです。

もし、契約満期での解約が避けがたいのであれば、満期直前に経済恐慌に見舞われた場合など大幅に下落したバリューでの解約を余儀なくされる恐れがあり、それを回避する為に満期の数年前からリスクの低いファンドへのスイッチングをせざるを得ません。

 

しかし、25年契約だろうが、15年契約だろうが、証券保有者が生きていようが死んでいようが、99年間は保持できるというのは非常にありがたいことです。

 

そうなると、フレンズプロビデントではWLとCRの致命的な差であった、満期の強制解約というデメリットはRL360のCRに関しては無いということになります。

 

残された唯一のデメリットは、証券保有者が死亡時に証券がそのまま相続財産になってしまう点でしょう。

 

WLの場合は、死亡時の受取人を設定する事が可能ですが、CRは保険ではないので受取人という概念はありません。

 

しかし、この部分に関しては、CRであってもトラスト(信託)を別紙にて設定することにより、死亡時保険受取人の代わりに、信託に基づく信託受益者を設定することが可能です。

 

トラストの設定がある場合、受益者は元のオーナーが死亡した際にもそのまま証券を引き継ぐことも解約することも可能です。

 

トラストの設定が可能であることを考えると、CRが保険でないが故に死亡時受取人の指定ができないことのデメリットは致命的ではないと言えます。

 

ただ、トラストを設定していたとしても、受益者が証券を引き継いだ後、すぐに解約してキャッシュアウトしたいと願った場合には、残存年数に応じて早期解約ペナルティーを払わなければならないのに対して、WLであれば時価総額の101%を受取人がペナルティー無しで受け取ることが可能です。

 

逆にCRのメリットと言える部分もあります。

 

これはそもそもCRという保険要素を排除したバージョンをプロバイダーがわざわざ用意した主な理由でもありますが、CRは純粋な投資商品ですので、日本の保険業法云々という議論の中で、加入者が法に触れていないということが明確だという点でしょう。

 

現在まだ認可されたという話しは聞いていませんが、マン島のフレンズプロビデントとハンサードが、2年ほど前から正式に日本でこの保険業法に抵触する可能性の無いCRバージョンを日本国内で投資商品として登録して販売しようとしているという話しがあります。

 

究極的には、WLとCRのどちらが良いか?という議論は、この日本の歪とも言える保険業法にWLが抵触するのかどうかという議論に戻ってきてしまいます。

 

しかし、現実にはWLとCRの両方の選択肢があったにも関わらず、殆どの顧客がWLを選択していたのは、そもそも業法的にグレーなカテゴリーの商品を自分の意志で購入するのであれば、日本仕様のCRではなく、インターナショナル・スタンダードともいえるWLを購入したいという心理が働いていたのではないかと思われます。

 

日本居住者にとってCRしか選択肢がなくなったことは、RL360が日本居住者の受け入れを完全にストップするような最悪の事態と比べれば、全く大したことではありませんが、消費者が選択肢を狭められる状況下では、常に、「今後は手に入らなくなるものを」手に入れておいた方が良いということは言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 


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Mr.G的「投資脳育成プログラム」のススメ

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「投資脳」とはどういうものなのかをまず考えてみたい。

 

一般的には、「投資脳」というのは、積極的に投資することを好み、それによって利殖することに長けた脳の構造というふうに理解されているように思われるが、私の考えるいわゆる「Mr.G的投資脳」というのはちょっと違う。

 

「投資脳」とは、「すべての物事を投資的な観点で捉え、それを分析して、そのひとつひとつに投資的価値があるのかどうかを判断する能力」のことだとGは考える。

 

世界の全てが投資でなり立っている訳ではないが、世の中でお金が絡む殆ど全てのことは投資で成り立っていると言っても良い。

 

そこで、投資的観点から物事を分析し、判断する能力は、お金で成り立っている世界で生き残って行くためには本来重要な能力のはずだ。

 

「投資脳」は、資本主義の世の中で個人が生き残って行くために必要なサバイバル能力のひとつと言っても良いかも知れない。

 

お金で成り立っているこの世の中で、賢く立ち回って生き延びて行くことは容易くはない。

「投資脳」を手に入れることによって、生き延びるチャンスは広がるといっても良いだろう。

 

短絡的に捉えると、「世の中を損得勘定だけで捉える守銭奴的な能力」と思えなくもないが、決してそういうわけではない。

 

必ずしも、「投資的価値があるもの=金銭的に儲かるもの」とは言えないからだ。

 

そして根本的に、もし誰かが全ての物事を投資的価値があるかないかを判断できたとしても、人生のなかには、その基準では計れないような、自分の金と時間を費やしてやるべき事と、やるべきでない事が存在するのも事実だ。

 

「投資脳」は、お金という基準で回るある種の闘争社会とそのシステムにおける、将来の生き残りを賭けた戦いに勝って生き残る為に必要な能力であり、幸福になる為の技術や能力ではない。

 

また別の機会に書きたいと思うが、幸福になりたいと純粋に願うひとが持つべきなのは、すべてのことを幸福だと思える「幸福脳」だ。

 

幸せに生き残る為には、「投資脳」と「幸福脳」を双方持ち合わせる必要があるが、どちらもある程度教育によって持ちうるとGは考えている。

 

しかし、「投資脳」育成の基幹プログラムである「投資的思考に基づく、投資的価値の見極めや開発」の能力というのは、「幸福脳」を恵まれた環境の中で偶然手に入れる人がいるのと比較すると、普通に生きていて学ぶことが殆ど無い。

 

「お金で計れない幸せ」を知っているひとは意外と居るが、「お金で計れない投資的価値」を知っているひとよりは殆どいない。

 

それは、「投資的価値」というものが「お金の価値」で計るものであるという、一般生活の中ですり込まれた既成概念が大きく存在するからかもしれない。

 

「お金によって計れない投資的価値」を理解するためには、まずお金というものの本質を良く理解しなければならない。

 

子供の頃からお金を稼いで持っているは少ないだろうから、最初はお金はひとから与えられるものだ。

 

ひとから与えられるものが、そもそも多いひとと、少ないひとがいるわけで、将来自分が稼ぐようになっても、多く稼ぐひとと、少なく稼ぐひとがいる。

 

つまり、お金の量が人間そのものの絶対的な価値と優位性を決めているとすれば、それは極めて不公平な人生であり、その価値を決定するお金というものの単純な増え方だけを評価基準としたものごとの投資的価値には、全く夢がない。

 

このような夢に投資的価値を見いだし、資金と情熱と時間を費やす行為は、一般的に「無駄」と言われる。

 

「夢があろうが、なかろうが、それが投資的価値というものでしょう」…と言ってしまえばそれまでだが、そう感じるひとに実は「投資脳」は存在しない。

 

そもそも「投資マインド」というものは、夢にコストを架けるかどうかというところにあり、お金で既に計れる基準は有限だが、お金で計れない夢の価値は無限だからだ。

 

究極の「投資脳」は、10を100にする技術ではなく、ゼロを1にできる能力だといえる。

 

お金というものは、所詮誰かの生み出した架空の価値に過ぎないので、その架空のお金という価値を基準に縛られている限り、本当の意味での「投資脳」は育たない。

 

このようなお金の本質を理解した上で、投資的価値が見いだせたとしても、それだけが人生において有益なことかと言えばそうでもなく、投資的価値がないと考えられることにも人生にとっては有益なこともある。

 

たとえば、「友情」や「愛」、「結婚」といったことには、投資的価値はないかもしれないが、それらはそれを持ちうるひとの人生に彩りをそえ、豊かにするであろう人生の重要な一部分であることは間違いない。

 

投資的価値ですら、お金で計れるものばかりではないのと同様に、人生も投資的価値のあるものだけで成り立つわけではない。

 

投資脳は物事のポテンシャルを論理的に測る能力であり、投資脳を得たひとは、おそらくお金では困らない人生を手にするだろうが、だからといって幸福になれるかどうかはわからない。

 

幸福という感覚は、そのひとの心の中にある固有の基準によってなりたっているからだ。

 

しかし、「投資脳」によってお金に縛られた価値観を超越した視点で真の投資的価値を判断できれば、少なくともその価値がわからない人よりは、本当の意味で自分に与えられた限られた命を有意義に活かし、より幸せな人生を歩むとも可能になるのではないだろうか?

 

繰り返しになるが、「投資脳」は人生や物事を打算的に見るだけの考え方ではない。

 

子供たちは、親からみれば投資対象だが、投資的価値があろうとなかろうと関係なく投資対象となる。

 

そういう意味で、親が仮に「投資脳」を持っていたとしても、自分の子供に対しては投資的価値の判断は有効でないと考えられる。

 

しかし、もし子供たちが「投資脳」を持っていたなら、親たちが投資対象である自分たちに費やすであろうお金と時間を、自分たちの未来のために少しも有効に使って欲しいと考えるだろう。

 

たとえば、一般的な親であれば、よりよい進学環境を得られる一般教育にはお金を惜しまないが、子供の遊びや趣味といった娯楽にはあまりお金を出さない傾向にある。

 

それは、一般的な親が、子供の将来の為に学歴というものの投資的価値があるという見解を持っているからだと言えるだろう。

 

あながち間違いではないが、「投資脳」を持った子供がいたとすれば、「将来の自分」+「学歴」というものにあまり担保性がないということに気付くかもしれない。

 

もし、学歴にバリューがあるとしても、それはその価値を理解した子供本人が努力すれば良いだけであって、親を含めて第三者がその価値を子供に押しつけ、そこにお金を無尽蔵に費やすことは、極めて投資効率の悪いことのように思われる。

 

このように、投資脳教育を子供に施すと、場合によっては親子の価値観がずれてしまうようなことも起こりうる。

 

それでも、「投資脳を持った人間」が「持っていない人間」よりも将来において生き残れるチャンスが大きいとしたら?・・・果たしてそれを望まない親がいるだろうか?

 

「投資脳」は、物事の投資的価値を計る能力だが、投資の機会を計れると同時に、より大きな機会にはより大きなリスクが潜んでいるという“リスク面”も計れる能力であると考えられる。

 

それゆえ、「投資脳」をもったひとは、「投資脳」のないひとと比較すると、より積極的に投資をしないという結果にもなる。

 

これは一見矛盾しているようだが、そうでもない。

 

「究極の投資は、投資をしないこと。そして税金を払わないこと」だとも言われる。

 

正確に言えば、「投資脳」を持った人にとって、一般に流通している投資商品を購入することは、「投資的価値がない」という判断になってしまうかもしれないということだ。

 

一般に流通している、金融機関によって商品化された投資商品は、投資脳的な見方をすると、大半の投資家が損をし、商品を提供する金融機関だけが確実に儲かるシステムだということが見えてきてしまう。

 

私が主張するような「投資脳」という概念も教育プログラムも世の中に存在しない理由は、実はここにあるような気がしている。

 

巷に存在する、「投資の学校」や「お金の勉強」といったプログラムの殆どは、金融業界が投資商品を売るために存在するものであり、勉強した結果、投資商品を“買わなくなる”ようなものでありようがない。

 

もし、巷の投資教育の目的が、より多くの人に投資をして貰う(投資商品を買って貰う)ことだとすれば、私が言うような投資脳が育たないような投資教育を行わなければならない。

 

そして、それがいま現実に起こっている事なのかもしれない。

 

Mr.Gの提案する「投資脳育成プログラム」は、別の表現をすれば、毎日知らず知らずのうちに誰もが受けている「投資脳休眠プログラム」からの脱出プログラムとも言える。

 

あなたの、眠らされて腐ってしまった「投資脳」を復活させ、お金の呪縛から解き放たれた自由な思考を居り戻し、お金の価値では計れないあなた自身の投資的価値を見いだして有意義な人生を送って欲しいと心から願う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『眼鏡橋華子の見立て』めがね選びで人生が変わる!?

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昨年から始まった「週間モーニング」の連載で松本救助さんの「眼鏡橋華子の見立て」という眼鏡フェチ漫画の「めがね愛」が半端なく凄くて面白い。

 

「あなたの人生を変える、最高の「相棒=メガネ」探します。

日本人の2人に1人がメガネを必要とする時代に贈る、メガネが主役の「メガネ漫画」!! 作中には、金子眼鏡の「泰八郎謹製」、999.9(フォーナインズ)の「リムレスフレーム」などが登場。謎の美女・眼鏡橋華子(めがねばし はなこ)が誘う、めくるめくメガネの世界――。あなたのお眼鏡にかなうメガネ、きっと見つかります。」

 

子供の頃から近視だった私も、眼鏡と共に人生を歩んできましたが、眼鏡というものは自分の視力を補うための道具であり、どちらかと言えば眼鏡をかけなければならないことに対する劣等感が強く、眼鏡を愛するどころか疎んじていたかもしれません。

特に、私の場合は極度のド近視であった為、普通のレンズでは牛乳瓶の底のような分厚いレンズになってしまい、薄型のガラス超高屈折レンズにしてもやはりフレームの選択肢は限られていておしゃれなフレームを選ぶのは困難でした。

そんなせいもあり、またスポーツをするのに不便であった事もあって、高校からはコンタクトレンズにしました。

コンタクトレンズといっても、極度の近視と乱視を矯正するためにはハードレンズでなければならず、ゴミが目に入ったときの痛みは半端ではありませんせんでした。

ハードコンタクトレンズとは高校から20年付き合い、やっと15年前にはレーシックを受けました。最近では老眼が進み、遠くも近くも見えづらくなってきたので、また眼鏡が復活しています。

持っている眼鏡の数は現在30本くらいはあり、およそ半分くらいはサングラスです。

オークリー(OKLEY)が好きだったこともあり、イチローがしていたジュリエットなどチタン鋳造フレームを筆頭に相当数のサングラスがあります。

最近ではクロムハーツにハマってしまい、とうとうクロムハーツのフレームまで入手しましたが、カーボンファイバーで整形されたテンプルを眼鏡屋さんが間違って調整しようとして折ってしまうと言う悲しい事故もありました。

私としては、現在のように殆ど度のない眼鏡をかけるようになってからようやく眼鏡を愛することができるようになった気がします。

 

しかしながら、この漫画の主人公である「眼鏡橋華子」さんの「メガネ愛」は凄まじく、メガネを完全に人間の顔の一部として、メガネと顔の芸術的な完璧な融合を目指しているのです。

 

メガネと顔を絵画と額縁の関係にたとえ、メガネと人間の調和は「絵画と額縁お互いがお互いの良さを理解し調和し引き立てあってこそ成立する最高のヒューマンアート」であると言い切っています。

 

ちなみに、現在渦中の人である稲田防衛大臣も、ご出身の福井県の地場産業をアピールするためにわざわざ伊達メガネをかけているとか。

安倍さんがなぜこれほどまでに稲田さんを擁護するのか、今回の森友学園問題も含めてなにか気持ちの悪い裏側を想像せざる得ません。

 

メガネをこよなく愛するメガネのスペシャリスト「眼鏡橋華子」が居るように、積立をこよなく愛する積立投資のスペシャリストの「積立太郎」みたいなキャラも居て欲しいものです。

 

極論ですが、「メガネが顔の一部であるように、積立投資は人生の一部であり、それなしで人生は成り立たない。」と言っても良いかもしれません。

 

積立投資が出しゃばって、ひとの人生を台無しにするようなことはあってはなりませんが、人生と一体であり、無くてはならない積立投資はもしかすると心から愛すべき伴侶的存在なのかもしれません。

 

 

 

 

 

”ロイヤルロンドンの評判” フレンズプロビデントの歴史を振り返って

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5年前、フレンズプロビデントが日本居住者の受け入れをストップしたのが8月ですが、まだその情報がわかっていなかった同じ2012年の5月に書いた記事を読み返してみて、同じような事がロイヤルロンドン(RL360)にも起こってきているような懸念を持たずにはおれません。

 

今月いっぱいで保険要素の1%ついたWL(Whole Life)が購入できなくなり、来月4月1日からは保険の付いていないCR(Capital Redemption)のみ購入可能になるということも、あとから振り返ってみれば、ひとつの歴史の転換ポイントだったと思えるのかもしれません。

 

当時(2012年)頃は、フレンズプロビデント以外にもいくつかの同じようなオフショアの積立投資商品を提供する会社があったにも関わらず、フレンズプロビデントのことを悪く書くネット上の記事が圧倒的に多くありました。

 

その多くは、フレンズプロビデントというマン島の会社や、その会社が提供する商品ではなく、ちゃんとした説明も無しに違法にそれを販売する、悪徳業者や違法業者を批判するもので、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」といった感じで、フレンズプロビデントも結果として詐欺商品的な扱いを受けていました。

 

その結果、この数ヶ月後にはフレンズプロビデントという歴史のある名の通ったブランドは、そのブランドの毀損を恐れて日本人の市場から撤退することとなるのです。

これが世に言う「フレンズプロビデントの黒歴史」です。

 

ロイヤルロンドン(RL360)に関しても、同じような事が起こらないとは限りません。

 

5年前のこの記事で、私が問題点を指摘していたageasは、昨年(2016年)に中国の会社に買収されFTLifeという会社に変わってしまいましたし、スタンダードライフは、2014年末に101型商品が香港の規制により打ち切りになった後、105型の新しい商品を上市しておりません。

 

これから5年くらい先には、ageas(アジアス)なのに「エイジアス」と一部の日本人に呼ばれていた会社や、スタンダードライフといった会社の名前すら日本では忘れられて消え去っているかもしれません。

 

今やあれだけ悪口を書かれまくったフレンズプロビデントに関しても、ネット上では誰も情報を公開しなくなりました。

 

それでも市場にまだ数万件は残っているであろう契約の数は、撤退から5年近く経った現在でもそれなりのプレゼンスがあります。

 

しかし、その多くが、ちゃんとしたサポートを受けられなくなったことで年々解約などでドロップして徐々にシェアが減少していることも事実です。

 

5年前には、同じマン島籍の商品で、フレンズプロビデントがあるのに敢えてハンサードやロイヤルロンドンという選択肢を取る方は、現実にはあまりおられませんでしたから、ロイヤルロンドンに関しても5年前は、ほぼ無いに等しいシェアでした。

 

フレンズプロビデント撤退後の5年間は、それまで全くプレゼンスの無かったロイヤルロンドン(RL360)が徐々に浸透してきた歴史とも言えます。

 

5年前のこの記事でも、既にフレンズプロビデントに次ぐ有望なプロバイダーとしてロイヤルロンドンを挙げています。

 

このように5年も前の歴史を振り返ってみて、いまロイヤルロンドン(RL360)の今後を考える上で重要なことは、当時と同じような業者の論理に引き込まれないことではないかと思います。

 

歴史は繰り返すと言いますが、全く同じでないにしろ、似たようなことが起こってきたときには過去を振り返ってよく考えることです。

 

ロイヤルロンドン(RL360)の合法的で最も安全な購入方法は、簡単なことですが、信頼できるIFAから直接購入することでしょう。

これに関しては以前のブログ記事『ロイヤルロンドンの合法的にな購入方法』を参考にして下さい。

http://ameblo.jp/saruahi/entry-12034863759.html

 

 


「投資が全てではない」「おれの場合は全てが投資だ」by Mr.G

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5年前に書いた記事のネタですが、ゴルゴ13の名言はなかなか深い。

 

たとえば、投資というものに尋常ならぬ執着を感じさせ、殺気ともいえるオーラ-を放つ私に対して(想像の世界です)、ある私に心を寄せる美女(想像の世界です)が、自分に魅了されないGに対して苛立ちに似た感情を込めてこう尋ねる。

 

「あなたにとっては投資が全てなのね?」

 

それに対して私はこう答える。

 

「いや、投資が全てなんじゃない」、「おれの場合は全てが投資なんだ・・・」

 

これは、投資が人生にいろいろあることの中でいちばん優先順位の高いことではなく、そのひとにとって、人生の中に存在する全てが投資だということです。

 

このゴルゴ13の名言と、先日少し書いた「投資脳」の話しは繋がるところがあるように思います。

 

「投資脳」というのは、全てのことを投資的に判断する脳なので、「投資脳」を持った人にとって、全てのことは投資なのです。

 

あたかもゴルゴ13にとって、自分の全てが(スナイパーとしての)仕事であるように。

 

 


”8059.HK (Glory Flame)株価上昇中につき要監視!”

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アメンバー限定公開記事です。

香港ハンセン銀行(Hang Seng Bank)で金(ゴールド)を買うには口座が必要!

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もう2週間ばかり前の話だが、今月(2017年3月)になって香港のハンセン銀行(Hang Seng Bank)で金(ゴールド)を購入するにはハンセン銀行の口座を保有していなければならなくなった。

 

以前であれば、現金を持ち込んで最大10万HKドル(およそ150万円)までは窓口で購入する事ができたのだが、なぜか突然ルールが変わり、口座を持っていなければ買えなくなった。

 

それに伴い、金(ゴールド)を買うためにハンセン銀行の口座を開設しようとする日本人が増えたようだが、最近の傾向ではハンセン銀行の口座開設はHSBCよりも英語のチェックが厳しくなっているので注意が必要だ。

 

口座の開設理由も、「金を買いたいから」というのではどうもよろしくないようだ。

資産の移転や、投資全般に興味があり、相応の資金を長期的に寝かしてくれる顧客でなければハンセンにとっても魅力がないということなのだろう。

 

また、現物の金を購入したひとが、それを日本に持ち帰らずに、香港の銀行の貸金庫にそれを保管したいという要望も多いようだが、HSBCやハンセン銀行のsafe box(貸金庫)の空きはなかなかない。

 

safe box(貸金庫)に関しては、HSBCでもハンセンでも予約はできないので、頻繁に通って空きがあるかをその都度尋ねて、空いていれば即確保するしか方法はない。

 

日本人は現物の金が好きなひとが多く、消費税のかからない香港で現物の金を購入するのはメリットもあるが、日本への持ち帰りに関しては、1KGまでは持ち込み資産申告の義務がないものの、それ以下でも税関で消費税8%の対象になるので注意が必要だ。

 

1オンスの値段が1,250USドル近辺の今が、金の買い時かどうかはわからないが、金投資の好きなひとは、1オンス=1,800USドルくらいにはいずれなるだろうと考えているひとが多いように思う。

 

だが、現実には2012年に1,800ドル近辺まで上がった金の値段は、2013年に1,400ドルを割ってから現在に至るまで一度も1,400ドルを越えていない。

ハンセン銀行で購入可能な、1オンスのナゲットコインなど現物の金は、トレードには不向きなので、購入される方は長期保有を考え方が良いだろう。

 

10年先を考えた場合、現物の金のポートフォリオも非常事態用に持っていて良いように思うが、購入する場合には、なるべく1オンス以下のコインにした方が運びやすいし、小分けで売りやすいので良いかもしれない。

 

1,200ドル以下で購入し、1,400ドル以上で売るといった純投資目的であれば、HSBCで購入可能なペーパーゴールドの方が、ネットで売り買いできるので便利なように思われる。

 

 

 

 

 

真央ちゃんの引退とメディアの責任…フィギュアスケート界のひとつの時代の終わり

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朝のニュース番組で浅田真央ちゃんの現役引退を知った。

 

このニュースを知った織田信成クンは残念で涙したとのことだが、私も泣かないまでも悲しみは隠しきれない。

 

最近の不調から、もしかすると引退は有るかもしれないと予期していたが、世間は神的な羽生弓弦クンの活躍に目を取られ、最近CMで見かけるばかりであまり報道されなくなった浅田真央ちゃんのことを忘れかかっているかのようだった。

 

かつて、“悪魔に魂を売った”としか思えない人間離れした演技力とスケーティングを誇ったキム・ヨナを、ヒトでありながらあれほどまでに追い詰めることができた天才スケーター「浅田真央」はどこに行ってしまったのだろう?

 

これからは本田真凜ちゃんの時代なのか?

そういえば忘れていたが、注目の美少女スケーターだった庄司理紗ちゃんはどうなってしまったのか?

どうやら高校時代に足の指疲労骨折して休養し、今は慶応大学で体育会スケート部に所属しているとか!?

 

真央ちゃんは、日本のスケート史で最もメディアに翻弄され、そして潰されてしまったと言えなくもない。

それが、とても残念だ。

これから先、どんなに優秀な選手が育ってきて、女子でもトリプルアクセルや4回転をバンバン下りる子が出てきても、浅田真央ちゃんのような天才的スケーターの滑りを見ることは無いかもしれない。

 

二度のオリンピックと数え切れない世界大会を人間の耐えきれる範囲を遥かに超えたプレッシャー下で戦い続け、そしていつも我々ファンに天真爛漫な笑顔を見せてくれていた真央ちゃん。

 

奇跡的挽回を果たしたソチオリンピックのフリー演技の後で泣き崩れる真央ちゃんのことを思い出すと今でも涙がこぼれそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=febN7_mQhFI

 

トリプルアクセルを飛ばない真央ちゃんは真央ちゃんじゃない的な風潮があったのは否めない。

 

私が観たかったのは、トリプルアクセルではなく、真央ちゃんの成長した大人のスケーティングだった。

 

今でも女子でトリプルアクセルを飛ぶ選手はトップクラスでも少ない。

 

方や、男子の方は、羽生弓弦クンが始めたと言ってもいい世界最高得点への挑戦競争というか、4回転地獄と化している。

 

最近、フィギュアスケートの記事を書く気にならないのも、何となくフィギュアがメジャーになりすぎてメディアによるコマーシャル化が進みすぎて嫌気がさしてきたのと、男子の技術進化があまりにも凄すぎてついて行けない感じがするせいかもしれない。

 

メディアの取り上げ方のせいで、フィギュアスケートというマイナーなスポーツが脚光を浴びるのは嬉しいが、コマーシャル化したフィギュアスケート界のスケートの本質からは乖離したイメージが、一般の視聴者に広まっていくのには少し違和感を感じる。

 

スケートの本質を知って貰うためには、芸術的な美を追究しているアイスダンスをもっと放映するべきだろうが、それではスポンサーが許さないというのは理解できる。

 

有力な男性のパートナー候補が居ないので無理だろうが、真央ちゃんもアイスダンスに転向すれば良かったかもしれない。

 

いずれにしても、もうこれからはメディアの理不尽なプレッシャーと戦う必要はないのだから、好きなようにやりたいことをやりたいようにやって欲しいものだ。

 

本当にお疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

米空母カールビンソンの北朝鮮威嚇と日本に迫り来る危機と全く危機感の無い日本人

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我が国における今週のトップ記事は、「米空母カールビンソンの北朝鮮への牽制目的での航行」ではなく、「浅田真央の引退」である。

 

フィギュアスケートのファンである私にとっても、真央ちゃんの引退は大きな出来事であるし、今日の引退記者会見も観てしまったが…どう考えても現在の最も緊迫したニュースは、トランプ氏の暴走とも言える北朝鮮に対する米国の軍事的威嚇行為であり、それになし崩し的に議会の承認もなく同意している我が国の首相の姿勢である。

 

先週日本時間7日に59発もの巡航ミサイル「トマホーク」をシリア政府軍の反政府勢力に対する空爆の根拠地であるシャイラッド空軍基地の滑走路や格納庫、燃料タンクや防空システムに打ち込んで破壊した米国防省は、9日、朝日新聞の取材に対し「海軍空母打撃群が、朝鮮半島近海で物理的プレゼンスを示すために西太平洋に向けて航行中だ」と明らかにした。

 

米政権はシリアの軍施設を攻撃した際、「他国が最後の一線を越えた場合、行動に移す」と警告しており、この行動は北朝鮮を強く牽制(けんせい)する狙いがあるとのこと。

 

その後、真央ちゃん報道や、ユナイテッドのオーバーブッキング暴力事件でうやむやになり、あまりアップデートされた情報が報道されていないようだが、本当に危機的に緊張感のある事実というのは報道されない。

 

カールビンソンは今一体どこで何をしているのか?

誘導ミサイル駆逐艦スレットを含む水上戦闘群?もサンディエゴ基地から西太平洋に向けてすでに出向しており、空母カールビンソン合流する予定だと報道されているが、今はどこに?

 

聞くところでは、カールビンソンを中心とした「空母打撃群」が朝鮮半島近海に到着するのは今からおよそ2週間後の4月25日ごろだという。

 

 カールビンソンは排水量約10万トン、全長333メートルで乗組員6000人、戦闘機70~80機を搭載し、さらにミサイルも発射できる。

その周りには5000トン級のイージス艦8~10隻が囲み「空母打撃群」を構成している。

 

このカールビンソン率いる空母打撃群の戦力は、軍事評論家によれば「北朝鮮の海・空軍基地をすべて掌握しており、全滅させることができる」と言う。

しかし、北朝鮮の持つ移動式弾道ミサイルの場所は把握できておらずそれは破壊できない。

もし、アメリカが先制攻撃で叩くと、韓国、日本が弾道ミサイルの標的になる可能性は十分に考えられる。

 

これだけの緊迫した状況を差し置いて、「浅田真央の引退会見」を私を含む多くの国民が注目する日本という国のノーテンキさに乾杯したい。

 

”全く危機感のない『日本人』だけが知らない真実③★”

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30代やそれより若い世代のひとたちが、このようなことに気付くようになると、老人の焼き討ちのような暴動が起こりかねないが、有り難いことに日本の素直で従順な若者達は殆どこのような危機感を持っていないし、それに対して何かアクションを起こそうとすることもないので、私のようなおっさん(高齢者予備軍)にとっては安心な社会と言える。

 


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