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Channel: Mr.Gの気まぐれ投資コラム
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馬鹿道その③「馬鹿スイッチ」と「おっぱいスイッチ」

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馬鹿道においては、常にどのような状況でも馬鹿でいられる正真正銘の「フルタイム馬鹿」を推奨しているわけではない。

 

必要なときにいつでも瞬時に馬鹿になれる馬鹿スイッチが必要だ。

 

それは、まるで多言語を自由に操る人が、言語の切り替えスイッチを脳の中に持っているのと似ている。

 

私の実体験に基づくものだが、人間の脳には脳内の回路が破壊される恐れがあるような極度の緊張やストレスに対して、思考回路を遮断し、時には意識を失わせるような機能が備わっている。

 

医師だった今は亡き父は、ストレスが殆どの病気の原因であると言い切っていたが、ストレスによって低下する免疫力が病気の原因になるというのはなんとなく分かる気がする。

 

個人差はあるだろうが、人間には常にある程度のストレスが慢性的にかかっており、その逃がし方の上手い人と下手な人が居るように思う。

 

最も強烈にかかるストレスは、おそらく「死の恐怖」だろう。

 

死ぬことと比べれば、どんなことも大した悩みではなくなる。

 

死ぬほどのことではなくても、人間は臆病な生き物なので、毎日何かを恐れて生きている。

 

そういう恐怖に立ち向かうために、アドレナリンを自然に分泌させハイになれる機能が言わば「馬鹿スイッチ」だ。

 

「馬鹿スイッチ」をオンにすると、脳は「馬鹿モード」に突入し、考えると怖くてしょうがないことを考えないので、どんな恐怖にも立ち向かうことができる。

 

ストレスの逃がし方が上手い人は、この馬鹿スイッチがオート機能になって常に働いている。

 

あまりこのスイッチが甘いと、一般の人から見るとただの馬鹿に見えてしまうこともある。

 

そういう人の馬鹿スイッチは、オンオフを無意識のうちに短いサイクルで繰り返しているように見える。

 

なので、本当の馬鹿なのかどうか本人すら気付かない。

 

理想的な馬鹿モードへの切り替えタイミングは、個々のストレス耐性によって異なってくるが、できればぎりぎりまで我慢してより高い次元で馬鹿モードに突入して、より大きな恐怖を乗り越えたい。

 

生まれつきストレス耐性の高い人によく見られる不幸なケースは、ストレス耐性が高いが故に、馬鹿スイッチを必要とせず、予期せず過度のストレスに晒された時に壊れてしまう事だろう。

 

ハイスペック故の不幸だ。

 

よりストレス耐性の高い人が馬鹿スイッチを手に入れた場合には、一般人から見れば超人と思えるほどの最強の精神力が発揮される。

 

時にひとはその事を「ゾーンに入る」というような言い方をするときもある。

 

記者に対するセクハラ発言で辞任に追い込まれてしまった福田財務次官も、もしかすると、記者の取材で極度のストレスに晒されて馬鹿スイッチが入ってしまったのかもしれない。

 

いや、あれは「エロスイッチ」か「おっぱいスイッチ」というべきか(笑)

 

あまりにも毎日しつこく報道されていたので、わたしの頭の中にも「おっぱいスイッチ」ができてしまったような気がする。

 

真面目な話をしていて、突然「おっぱい触っていい?」と無性に言い出したくなるときがあって怖い。

 

 

 

 


POLICY TRUSTの甘い罠

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現在のところ、日本居住者が香港に渡航することによって契約することが可能な香港の生命保険会社2社「FTLifeおよびSun Life香港」は、香港保険監管局経由で日本の金融庁からの圧力に晒されており、FTLifeは今年6月以降は渡航による日本居住者の個人名義での新規加入を受け入れない方針を既に打ち出している。

 

Sun Life香港に関しては、今後の方針はまだ沈黙のままであるが、FTlife同様に6月いっぱいで渡航による契約を打ち切るという噂もあるようだ。

 

この事態と並行して、「POLCY TRUST」方式による未渡航での契約が可能になるという話が進行している。

 

「POLICY TRUST」とは、香港で設立されたトラスト(信託)を名義人とした保険の契約であり、名義人が香港トラストであるため、当然のことながら契約に関して香港への渡航の必要はない。

 

しかしながら、日本居住者が香港トラストを設立し、香港トラストを名義人として契約をしたところで、被保険者は日本居住者であるトラスト名義人にならざるを得ず、そのことによって形骸法化しているとはいえ、保険業法186条を回避出来るわけではない。

 

FTLifeに関しては、今年の7月以降、このトラスト名義での契約しかできなくなる。

 

つまり、渡航しようがしまいが、トラスト名義でしか契約を受けないという方針だ。

 

トラストの設立費用は僅かUS220ドルと言われており、当初FTLifeはこのトラストの費用をキャンペーン的な意味合いで負担してくれるそうである(おそらくキャンペーンの対象となる最低契約金額などの縛りはあると思われる)。

 

Sun Life香港に関しても同じ方法で、渡航せずにトラスト名義で加入することが可能なようだが、これについてはトラスト費用を負担してくれるというような話しは今のところない。

 

トラストの費用は、毎年かかるが、1年以内に名義人をトラストから被保険者個人に変更するため、費用は一度きりしか発生しない。

 

尚、トラストから個人に名義を変更する際にも渡航の必要は無い。

 

渡航が必要なケースは、健康診断が要求される場合に限られる。

 

年齢別に決まっているNon Medical Limit(健康診断の必要が無い死亡保障額の上限)以内の保障額であれば渡航の必要は無く、自己申告のみということになる。

 

しかし、この「POLCY TRUST」方式により渡航せずに加入できるという、一見よさそうな話には落とし穴がある。

 

「香港のトラスト名義でしか加入を受け入れない」とすることによって、香港の生命保険会社は建前上日本居住者の加入を受け入れてないと主張可能だが、日本の業法上は、「日本居住者が海外の生命保険に加入する」ことに変わりはなく、加入者の違法性については、以前の渡航による個人名義での現地契約と全く変わりはない。

 

さらに、契約者の違法性のみならず、渡航せずに契約するということは、日本国内で物理的に契約を締結することになり、契約の締結をもし誰か紹介者などが補助する場合は、その紹介者の行為が完全に違法化する。

 

香港の保険会社や香港のIFAからすれば、自分たちが直接その違法行為に関与していないと主張するつもりかもしれないが、これはIFAが末端の紹介者に販売の違法性を押しつけて自分たちの責任を回避しようとする今までの悪習そのものと言える。

 

そもそもFTLifeはageas(アジアス)時代から日本市場の開拓に関してはアグレッシブな印象が強く、それをメインに扱うIFAのスタンスも売れるときに売れるだけ売っちゃえ~的な感じで、日本の紹介パートナーの管理も甘く、ミスセル(不適切販売)のケースが多く見受けられた。

 

今回の金融庁から香港保険監管局へのクレーム?も事の発端はFTLifeだと聞いている。

 

そのような甘い体制の会社の商品が、渡航の必要も無くトラスト名義で日本居住者に販売されることになると、普通に考えれば、今までよりも違法販売の問題は、より大きくなることは間違いない。

 

FTLifeには、Sun LifeのLife BrillianceやBright UL Eternal LifeのようにWhole LifeやUniversalといった純粋な生命保険商品のラインナップがなく、Oscar(オスカー)やRegent Premier 2(リージェントプレミア2)といった5%の死亡保障がついた105と呼ばれる運用商品が主力商品だが、トラスト契約により、渡航せずにこれらの商品を購入できると安易に押してくる紹介者には注意が必要だろう。

 

Oscarはともかく、Regent Premier 2は他社には無い「被保険者無限変更機能」という究極の相続対策フィーチャーを持った面白い商品なのだが、個人的には、それを紹介する人たちのアグレッシブなスタンスと、それを管理しようともしない信頼性の低いIFA、またそれを容認するFTLifeの体制が気に入らないので、それを根本的にFTLifeが改めない限り自分も買わないしひとにお勧めもしない。

 

Fortis→ageas→FTLifeという過去10年に2回も売られてブランド名が変わっている会社で、しかも現在は中国資本の会社だということも個人的には好きになれない要素ではある。

 

今回の「日本居住者の渡航による香港保険商品購入ができなくなる事件」は、おそらく「POLCY TRUST」方式によって今後は、「渡航せずとも契約できるじゃん」という安易な理解に落ち着きそうな気配だが、その場合には、よりどこの誰から何をどのように買うのか?ということをより慎重に考えなければならなくなるだろう。

 

私なら、何より先にFTLifeを押してくる業者からは買わない。

よくよく調べた結果、FTLifeの商品が本当に気に入ったのであれば、RL360、ITA、サンライフ、FTLifeの全ての取り扱いがある香港のIFAから直接購入すればよい。

 

トラスト名義で香港の保険商品を購入する場合に、いちばん業法的に安全な購入方法は、香港のIFAに連絡を自ら取り、香港のIFAから商品の説明を受け、香港のIFAから直接トラストの契約も商品の契約書も自宅に直接送ってもらい、直接IFAに送り返す事だろう。

 

紹介を行う方々も、自分で契約書を持ち歩いて契約を取るなどもってのほかで、たとえ電話やスカイプなどによる遠隔であっても、香港から直接商品の説明をしてもらい、契約書類の作成もIFA側ににやってもらわなければ危険だ。

 

そういうサポートができないというIFAとは、たとえどれだけ高額のコミッション積まれても付き合うべきではないだろう。

 

顧客サイドからみれば、そのリスクを負ってまで高額なコミッションほしさに違法行為に手を染める業者と関わるのは得策ではなく、またそれを強要するようなIFAに仲介を委ねるのはもってのほかだということを知っておいた方がよい。

 

香港籍の保険商品を香港に渡航して現地で契約を行うオプションが残されるのであれば、トラストの費用よりは高い旅費を払ってでも現地で契約するのが、契約の法的安全性という点ではるかに安心である。

 

むしろ、「トラスト名義でしか契約ができない」ということになっても、わざわざ香港に渡航して契約をIFAの目前で締結した方が良いくらいだ。

 

常に安易な方法にはそれに伴うリスクがついて回るものである。

 

今回の「香港トラストを名義人とすることで香港に渡航せずに契約できる」という「ポリシートラスト」に対して販売者側が最も期待するメリットは、「RL360やITAといった香港では未認可ゆえにそもそも契約に際して渡航の要求されない商品の契約を潰して、香港商品に乗り換えさせることが容易になる・・・」という邪悪な乗り換えメソッドが根底にあるということを忘れてはならない。

 

フレンズプロビデントやRL360、ハンサード、ITAの既存積立を解約するか、停止後累積ユニットを全額引き出しさせて、香港籍のFTLifeあたりに乗り換え契約させるのだ。

渡航しなくても良いならば、非常に勧めやすくなる。

 

以前であれば、「HSBC香港の口座開設」という顧客をまず香港渡航に持っていくエサがあったが、最近ではHSBC香港の口座開設が難しくなったことで、HSBC口座開設ツアーの流れで保険商品を現地契約をさせることは効率が悪くなってきている。

 

渡航の必要が無ければ、FTLifeのOscar(オスカー)やSun LifeのSun Architect(サンアーキテクト)といった105型積立プランが、RL360のQantum(クアンタム)やITAのEvolution(エボリューション)と同じようにもっと新規で売れるのではないか?という甘い期待がプロバイダーとIFA双方にあるのも間違いない。

 

しかし、現実はそう甘くない。

 

現実には、末端の紹介者がどれだけ日本で集客をしてどれだけの熱を持って商品を勧めるかで結果は変わってくる。

 

短絡的でアグレッシブなIFAほど、より高いコミッションを提示し、紹介者のモチベーションを上げようとするが、そもそも業法的に営業してはならない商品を、営業的に勧めれば勧めるほど、投資家にとってはいかがわしく映って契約を躊躇させることになる。

 

最近では、以前のような業界内でのチクリ合いが少なくなって微妙に平和になったせいで、国内未登録金融商品や生命保険の無許可・無資格販売という金融商品取引法上の違法性を知らないのか?知っていても気にしないのか?単純に馬鹿なのか?分からないが、業法をあまり気にしない勇敢な業者さんが増えているような気がする。

 

金融庁(財務局)も、違法仮想通貨業者やFX業者狩りで相変わらず忙しいようだが、最近ではカナダの「菊池ファイナンシャルグループ」が関東財務局から「無登録で金融商品取引業等を行う者について」という警告を受けている。

http://kantou.mof.go.jp/rizai/pagekthp032000724.html

 

今回は、カナダの「アーバンスター」というランドバンキング案件が、宅建業法下で管理される海外不動産投資ではなく、証券化されたファンドとみなされた為に金商法に引っかかったようだ。

 

職業紹介者の方々は、このようなプロバイダーとIFAの政治的戦略が見え隠れする「POLICY TRUST」の甘い罠にくれぐれもご注意願いたい。

 

投資家の方々は、渡航によって購入できる海外の投資商品は、なるべく渡航して購入するというスタンスが必要だろう。

 

たとえトラスト名義であっても、渡航の必要が無いというだけで、渡航して買えないわけではない。

 

ただでさえ聞いたことのないような海外の投資商品を購入するにあたって、行ける場所であれば、実際に行って自分の目と耳でいろんな情報を確認した上で、現地の適切なIFAから契約するのが安全だろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

馬鹿道④「バカップルモード」の素晴らしさを学ぼう

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ひとが誰かを愛するという行為は、動物的な本能に基づいてはいるものの、高度な知性を要求し、心のエネルギーを消費する、決してなまやさしくはないハードな行為だといえる。

 

ラブラブで自分たちのふたりだけの世界に陶酔しているカップルは「バカップル」と呼ばれ、世の中では白い目で見られがちの痛い行為という印象があるが、この「バカップル」の世界は、「馬鹿モード」と「ラブラブモード」が見事に融合した「スーパー馬鹿LOVEモード」であり、愛の力によって増幅された馬鹿パワーは強大なものとなっている。

 

一般的にバカップルは、ラブラブカップルの延長線上にあると思われるが、ラブラブカップルは微笑ましく、バカップルになってしまうと痛いというのが世間の評価のようだ。

 

まわりを気にしない度を超した公衆の面前でのいちゃつきぶりに対して、それができない人たちからのやっかみもあり、嘲笑と批判を込めてバカップルと呼ばれている。

 

ラブラブカップルが、バカップルモードに入ってバカップル化する現象について考察してみると、ラブラブカップルとバカップルの違いは、ラブラブカップルと言われる人たちが、まわりの目を気にして控え目ないちゃつき度合いであるのに対して、バカップルは2人だけの世界に完全に入り込んで周りが見えなくなっている為、人前だろうがどこだろうが、その2人のいちゃつき行動はどこまでも暴走可能だという点だろう。

 

もちろん、同じようにバカップルモードに入っているカップルであっても、その暴走度合いにはかなりの差があるように思われるが、いずれにしても、この広い世界で、たった2人だけの世界に入り込める、あたかもこの世界には2人しかいないかのように振る舞えるバカップルモードの威力は凄まじい。

 

ひとにどう思われようが関係ない。

 

恥ずかしいという感覚がない。

 

世界は2人のためにある・・・と思える。

 

これは経験したことのない人には全く未知のゾーンであり、機会があれば是非体験してもらいたいものだ。

 

しかし、路チューくらいならともかく、あまり度を超した公衆の面前での愛情表現は、「公然わいせつ罪」に問われることもあるようなので気をつけなければならない。

 

いずれにせよ、人の目を気にせず、自分の世界に没頭できる「バカップルモード」は、馬鹿道における極意のひとつだと言えよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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30年先に生き残れる投資法とは?「新オフショア積立投資のススメ」

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30年後は、Gもオーバー80歳で本物のGG(ジジイ)になっていることだろう。

元気で生きているかすら定かではない。

介護や病気の治療を必要としているかもしれない。

 

しかし、SFの世界のように機械の身体や義体を手に入れて「スーパーGG」として不老不死になっている可能性もないとは言い切れない。

 

これから先の20年に起こる世の中の変化は我々の想像をはるかに超えるものであることは確かだろう。

 

まぁ、しかし、現実的な予想では、生きていたとしても、私は十中八九普通のよぼよぼのジジイに違いない。

 

死を迎えるにあたって、自分の人生に満足した幸せなくジジイなのか、それとも不幸なジジイなのか?が問題だ。

 

投資の世界に関わってかれこれ15年になるが、積極的に投資を行うのも精々あと10年というところだろうか・・・。

 

仕事に関しては、投資のコンサルも芸能事務所の経営も、クルマやバイクなどモノ作りに関わるビジネスも、できる限りは続けて行こうと思うが、いわゆる自分は何もせず投資商品を使った投資というのは10年以内に結果を出して一旦終えなければならないと思っている。

 

長期投資で運用するにはもう歳をとりすぎた。

もちろん10年以上続けているフレンズプロビデントの積立などはあと10年はそのまま続けるつもりだがそれはもはや自分にとって消化試合だ。

 

自分が自分の為に運用をするのは精々60歳くらいまでで、その後は運用性のある資産や、収益性のあるビジネスモデルや会社をできれば後生に残したいと考えている。

 

そのためには、自分の安定した老後を犠牲にしてもある程度のリスクを取った投資に残りの人生を賭けなければならない。

 

だが、もしあなたがまだ30歳~40歳程度であれば、これからまだ20年~30年は稼いでそれを投資に回すことが可能だろう。

 

人生のファイナルチャンスに賭けるような投資は、50歳を過ぎてから余裕があれば考えればよい事だし、まずは最低でも60歳で1億円以上(USドルで100万ドル以上)の外貨を海外で保有できていなければ、既にその後の人生すら不安な敗者だ。

 

若い人がまずしなければならないのは、仕事でバリバリ稼ぐことであり、投資はその稼いだカネを保全しながら運用するものでなければならない。

 

運用する期間がまだ何十年もあるひとが、アーリーリタイアを目指すとかいって仕事より先に投資に走ってしまうと、アーリーリタイアどころかアーリー破産してしまう場合もあり得るので気をつけた方が良い。

 

まずはビジネスで稼ぐことが先決で、稼いだカネを投資に回す順番でなければならない。

 

つまり若いときには、リスクのある人生を選択すべきであり、投資のリスクを取ってはならない。

 

もし私がこれから20年以上の運用期間が可能な年齢に若返ることができたなら、どのような運用をこれから30年先に向けて行うだろう?

 

まず、運用より先に、最低でもこれから30年間収入が得られるビジネスを見つけ出し、それに時間を費やすだろう。

 

それがどこかの組織や企業に属する仕事であれ、起業して自分独自でやるビジネスであれ、今儲かるビジネスが、将来も儲かるビジネスとは限らない。

 

重要なのは、30年先まで需要があり、確実に継続的に収入をもたらしてくれるビジネスであるということだ。

 

そのようなビジネスは、今は誰も注目していない全く新しい何かかもしれないし、100年以上も前から同じように続いている古典的だがひっそりと佇むだれも見向きもしないようなビジネスかもしれない。

 

いずれにしても、そのようなビジネスにこの先30年の人生を賭けるということは、相当リスキーなのは間違いない。

 

仮想通貨に投資するよりもリスキーかもしれない。

 

しかし、これは何か仕事をして稼いでいかなければならない全てのひとたちが同じように負っている避けられないリスクであり、それには前向きに立ち向かわなければならない。

 

なにも誰もが起業や副業をする必要があるわけではなく、たとえひとつの会社にしがみついてでもカネを稼がなければならない。

 

そして稼いだカネのうち目一杯を毎月投資に回すのだ。

 

そのような地道な投資だけで30年の後の人生を十分支えられる資産を得ることは現実的には難しいかもしれない、だからといって、仮想通貨や、レバレッジをかけたFXや株のトレードなど、いわゆるトレードものの一括投資に期待をかけるのは止めておいた方がいい。

 

ビジネスで十分にリスクを取っているにも関わらず、一括投資のリスクを負うのは、あまりにもリスクにレバレッジが掛かりすぎだ。

 

トレードの技術に依存する投資法は、技術や経験もさることながら、基本的にはどんなに優秀でも継続的に勝つことはできない。

 

また、圧倒的に資金量で劣る者が勝てるほど甘い世界ではない。

 

株に関しては、信頼できるインサイダー情報でもなければ確実に儲けることは難しい。

 

結局、自分の経験を振り返ってみて、30年の歳月をかけて生き残れる可能性を秘めた投資手法は、毎月の積立投資しかないと感じる。

 

稼いで稼いで、その一部で何も考えずに定額の積立を粛々と続けて行くしかおそらく方法は無い。

 

本来は公的年金がその役目を果たすはずのものであったが、それに期待できないことは既に数字が証明している。

 

もし、公的年金に頼らない独自の積立投資をやるにしても、その積立額は、最低でも月に10万円くらいを25年にわたって積立続けなければぼぼ役に立たないだろう。

 

それ以下だと、元本は3,000万円に満たないし、それが仮に30年後に倍になったとしてもたったの6,000万円にしかならない。

 

仮に毎年4%で複利で回ったとしても、3,000万円は5,000万円にしかならない。

 

30年後にもし老後というものが存在するとすれば、いったいいくらの備えが必要なのかはある程度想像できるはずだ。

 

必要最低限のゴールは明白で、引退時に無借金で1億程度の資産がなければ引退後はそれなりに貧しい。

 

そして、それは外貨で海外の金融機関にあったほうがよいだろう。

 

その理由は、聞き飽きているかも知れないが、単純に日本という国の将来とその国が保障する日本円という通貨が信用できないからにすぎない。

 

日本の生命保険会社が提供している利率が2%にも満たない一般的な積立変額年金を月2万円程度でやるということが如何に無意味かは、冷静に複利計算をしてみればわかることだ。

 

2万円を2%で仮に複利で40年間運用したとしても、元本の960万円が1,460万円になるだけで、40年後の為替と40年間のインフレを考えると、やらないほうがマシだと言うことは明白である。

 

第1に、やるとすれば今の為替で月に10万円くらいの定額積立を25年間やらなければほぼ意味がない。

 

そうでなければ1億円の資産を作ることはほぼ不可能に近い。

 

それが必ず可能かと言えば、そんな保障はどこにもない。

 

しかし、1億を作ることがゴールであれば、毎月10万円の積立を25年続け、年平均利回りが10%必要であり、繰り延べ課税で複利でふえなければならない。しかも、仮にそれが成立したとしても、税金を最終利益に対して20%払ったとすれば、利益の7,000万に対して1,400万円の税金を払って8,600万円にしかならない。

現実は厳しい。

 

月に10万円を投資に回すということは、年間120万円の投資となる。

 

この120万円を支払い続けるためには、手取り年収が最低でも600万円くらいなければならない。

 

ちなみに、手取りで660万円稼ぐには、グロス年収1,000万程度が必要となる。

 

税金と社会保障に如何に無駄にカネをむしり取られているかがよくわかるが、日本に住んで日本国内だけで収入を得ている給与所得者の場合はどうしようもない。

 

また、ローンでクルマや家を買ってしまったり、結婚して子供ができて教育費に回さなければならない資金が必要になると、この最低の線は簡単に崩れ去る。

 

ローンで購入するクルマも家も、教育費も、資産性のある投資ではなく、経費性のものである。

自分投資という名目で自己啓発や資格取得、旅行やレクレーションにお金を使うのも投資ではなく単なる消費である。

 

そういった普通の人が普通に求めるものに何となく流されてお金を使っていくと、年収が1,000万円ある人でも月に10万円の積立を続けて行くことは難しい。

 

30年先に生き残るためのライフプランは、月に10万円の投資を最優先した、普通ではない、そして決して生やさしくはないライフプランとなる。

 

 

第2に、最低でも年4%以上の複利運用が期待できる商品に積み立てなければならない。

 

できれば6%以上が期待できる運用であってほしい。

 

しかし、残念ながら日本国内ではそのような投資商品や投資プラットフォームは見当たらない。

 

なので必然的に海外の商品に目を向けざるを得ない。

 

そして、ちゃんと調べればマン島やケイマン諸島、香港などタックスヘイブン(オフショア)の商品にたどり着くはずだ。

 

日本国内で認可を受けた金融機関が販売している日本国内で金融庁に登録された投資商品の問題は、日本国債の組み入れ比率の高さが最も大きな問題だが、昔と違って、金融商品の販売にかかるコストが増大しすぎているせいもあるとは思う。

 

要は、時代が変わり、今の日本の金融商品の枠組みでは長期運用で国際的に競争力のある投資商品は無くなってしまっただけの話なのだ。

 

何かがおかしいと思いつつ、それしか食べるものが無く、微妙に毒を盛られた食事を食べ続けていずれ死ぬようなことが大半の人の身に起こりうるのだ。

 

そこで海外に目を向けて、国際的なスタンダードで世界のどこかに優れた投資プラットフォームがあるはずだと考えないことに問題がある。

 

世界中の積立型投資商品のなかで最も歴史があり、完成されたプラットフォームは、Offshore Savings Planと呼ばれるマン島などタックスヘイブンの生命保険会社が提供する商品であることは私の経験上間違いがない。

 

もし、きちんと世界に目を向けて自分の将来にとって本当に有益と思われる積立型投資商品を探し求めれば、必ずオフショア生保が提供するオフショア・セービングプランにたどり着くはずだ。

 

それは具体的には、RL360(ロイヤルロンドン)のクアンタムであったり、ITA(インベスターズトラスト)のエボリューションやS&P500インデックスであったりするわけだが、残念ながら今はその2つの会社が提供する商品しか日本居住者が買えるものが無くなってしまったに過ぎない。

 

これは、誰かに勧められようが、また反対されようが、事実なのでどうしようもない。

 

この事実に目を背けるとすれば、それはその事実を自分自身が確認できていないからに他ならない。

 

つまり、情報にレイヤーがかかっているからだ。

 

事実を知るためには、他人の情報に惑わされてはならない。

 

将来の事を不安に思い、投資を学ぼうとする姿勢は決して悪いことではないが、この月に10万円程度の積立を、この先20年以上も、しかも海外の金融機関に対してできないひとが、如何なる投資においても30年後に成功を掴める可能性は極めて低いと言わざるを得ない。

 

普通に就職をして、普通に結婚し、子供を産んで、家庭を持ち、ローンで自宅を購入し、周りに合わせて子供の教育に湯水の如くお金を使う生活を送っていては、月に10万円の積立を継続することは難しい。

 

それを同時に実現するためには、今できる全てのことを、今持ちうる全ての能力をかけて仕事をして稼ぐことだ。

 

女性は、それだけの稼ぐ覚悟がない男性と結婚すべきではないのかもしれない。

 

男性も、自分だけを働かせて、養ってもらうことが当たり前だと考えて主婦の身分に甘んじるような女性と安易に結婚すべきではないだろう。

 

結婚しても、共働きで合計2,000万円以上の年収があれば、普通の生活と10万円以上の積立が可能かもしれないが、はたしてそれが幸福な人生と言えるのかは疑問だ。

 

世の中の悲しいところは、このたった10万円の積立を20年以上継続するために、本来であれば多くの人が普通の生活を犠牲にしなければならないところを、普通の生活を求めて、それを続けてしまう為に積立ができなくなり、30年後の将来を失ってしまうところにある。

 

いくらお金があったところで、多くの人は、将来の幸福のためにそれを備蓄せず、今の幸福のためにそれを使ってしまうことを選択する。

 

それはそれで心理としては共感できるものの、ほとんどの人たちがさほど迷いもせず選択してそうなるありきたりな悲話に過ぎない。

 

しかしながら、あらためて感じるのは、月に10万円の積立をするのに普通の生活を犠牲にしなければならないという現実の重さだ。

 

月に2万円や3万円の積立を30年やろうが、大した将来の足しにはならない。

 

10万円以上でなければならないのだ。

 

そして、それすらままならない人たちに、それに代わる有益な投資の機会が提供されるとすれば、詐欺か相当なハイリスク案件だろう。

 

結局勝ち組のひとというのは、月に100万円くらいの交際費を普通に使っているような人たちが、20万円くらい飲み代を少し削ればいいや的な感覚でほぼ何も考えずに25年忘れたかのようにクレジットカードで払い続けることが負荷なく可能な一部の富裕層だけなのかもしれない。

 

そう考えると、庶民には全く希望がない。

 

まるで「花のち晴れ」の“庶民狩り”のようだ。

 

庶民には生き残る権利さえないのだろうか?

 

少なくとも、そのような厳しい現実の中で、その残酷な現実を知った上で、事実を追い求め、そして生きるために何を優先するかの究極的な選択と覚悟が必要だということは間違いない。

 

特に若い人たちには、なるべくそのような現実を知ってもらい、そして勝てるゲームに貴重な人生の時間を賭けてもらいたいと心から願う。

 

働いて稼いで稼いで、普通と呼ばれる非経済的な生活を犠牲にしてでも、月に10万円の積立をオフショアの投資商品で25年間続ける事ができれば、30年後の未来はきっと普通の人たちとは別のものになっているだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

馬鹿道⑤「馬鹿はクリエイティブな破壊者たれ!」

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馬鹿は遊びが大好きで、心の赴くままに遊んでなければならない。

 

そして誰かが広めた遊びに加わるのではなく、常に新しい遊びを提供する側でなければならない。

 

クリエイティブの世界は、自ら何かを生み出す「アート」と、クライアントの依頼によって何かを作る「デザイン」に分類されるそうだが、仕事においてもアート的な仕事とデザイン的な仕事があると言えるだろう。

 

馬鹿道の世界では、ひとに言われてする仕事ではなく、自発的に自分の意志で仕事を生み出す「アート的な仕事」に注目したい。

 

仕事を作り出すというのは難しい。

 

以前に書いたことがあるが、「やるべき事」「やらなければならない事」の違いをもう一度考えてみなければならない。

https://ameblo.jp/saruahi/entry-11968833593.html

 

「やりたい事」が必ずしも「やるべき事」ではないので、「やりたい事」だけを求めていても「やるべき事」は見つからない。

 

「やりたい事」だけをやりたいように好き勝手にやっているだけの馬鹿はただの馬鹿で終わってしまう。

 

少なくとも「遊びをクリエイトする天才」である馬鹿道の達人は、今ある常識や「やるべき事」に忠実な普通の賢い人たちと比較して、既成概念に囚われない分「やるべき事」にたどり着ける可能性が高いように思う。

 

しかし、突拍子もない新しい発想は、往々にして人々に受け入れられにくい。

 

特に子供の頃に、そういった貴重な馬鹿の才能を発揮してしまうと、親や学校の先生や、友人といった社会から奇異な目で見られ強い反発を受けることになるだろう。

 

場合によっては、その本来であればクリエイティブな才能として認められるべき馬鹿さによって、子供は傷つき、トラウマを持ってしまうこともあり得る。

 

私自身は、現実にそれを経験している。

 

トラウマほどではなかったが、普通に親や周りの人たちに認められたいという気持ちが強かったので、中学以降は馬鹿能力を封印した。

 

封印したといっても、封印後もその溢れんばかりの馬鹿力は隙間から結構漏れ漏れだったのか、周りの人たちから比べれば相当馬鹿だったような気がする。

 

最終的に自分の馬鹿力を完全に解放できるように思えたのは、ようやく50歳を超えてからかもしれない。

 

40年も自分本来の馬鹿を封印してきたのかと思うと今更ながら驚きを隠せないと共に悲しくなる。

 

本来自由でクリエイティブな馬鹿だった子供が、その馬鹿を取り戻すことの難しさを改めて思い知る。

 

反面、運良く馬鹿な自分を取り戻せた自分は幸せだとも感じる。

 

それは意図したことではなかったが、自分に与えられたものをことごとく破壊し、捨て去って最後に馬鹿な自分が残った。

 

クリエイティブな馬鹿であるためには、同時に過激な破壊者である必要があるということに気付かされる。

 

馬鹿は何でもぶちこわす。

 

特に、完成度の高い、だれもが信頼するシステムや風習や常識、そしてそれによって成り立っている組織や社会。

 

そんなものが、馬鹿にとって最もぶちこわし甲斐のあるものだといえる。

 

強固であればあるほど、強大であればあるほど、さらに破壊欲は高まる。

 

昔、知り合いのお兄ちゃんで、天才的にプラモデルを作るのが上手いひとが居たが、そのお兄ちゃんは、完璧に作った作品を最後は全て燃やすと言っていたのを覚えている。

 

「エロスとタナトス」、「生と死」が同一であるように、「破壊と再生」もひとつのものなのかもしれない。

 

馬鹿道において、理想的なクリエイターは、その馬鹿力を発揮するために「良き破壊者」でなければならない。

 

相当な馬鹿でなければ、完璧に出来上がったものや、ましてや自分が苦労して作り上げたものをぶちこわすことはできない。

 

しかし、それができなければ、世の中のリーダーとなりうる本物の馬鹿は覚醒しない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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